- 三郷市を中心とするエリアの急性期病院として地域に密着した医療を展開する「みさと健和病院」院長の野水眞氏が、同病院の先進的な取り組みや、新病棟を舞台に繰り広げようとしている新たな挑戦について語る。
- 特定医療法人財団 健和会
みさと健和病院 院長 野水 眞
ドクターと共につくっていきたい

地域医療の新しい歴史を
ドクターと共につくっていきたい |
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三郷市を中心に、埼玉県南東武、東京都葛飾区・足立区、千葉県松戸市の一部をカバーする急性期病院である当院は、昭和58(1983)年に開院しました。地元に病院が欲しいという市民の声に、足立区で柳原病院を展開していた医療法人財団健和会の医師やコ・メディカルが共鳴し、市民の方々と一緒になり創り上げたのがこの「みさと健和病院」です。病院建設にあたっては、市民の方々から建設債権として資金を出資していただき費用の一部としました。現在、病院の南側では2009年5月の竣工を目指し病棟の新築工事を行っています。当院には、病院祭などのイベント実施のサポートを行う「みさと健和友の会」という地元の方を中心とするボランティア組織がありますが、会員の方々には、病院債購入などを通じて、新病棟建設のためにも一役買っていただいております。新病棟は、現在の256床から26床増床し282病床になります。増床した26床のうち6床を救急病棟にあて緊急病棟は計21床に、20床は新設する緩和ケア病棟にあてます。また、北米型のERやICUを設けることも大きな柱のひとつです。
医師不足地域といわれる埼玉県東武地域において、新病棟で革新的な取り組みができるのは、常勤医45名、臨床研修医(前期・後期)14名と人材が充実しているからです。
ドクターの定着率が高いのは、ドクター派遣を大学病院に頼っていないこともありますが、ドクターにとって働きやすい環境が整っているからだと私どもは自負しています。
病院内にはリベラルな雰囲気があり、学閥も各科の隔たりもありません。勤続年数に関わらず、よい提案は受け入れようという空気があるので、自分の理想が実現しやすい環境であることもドクターにとって大きな魅力でしょう。ドクターがスキルアップを図れる機会を豊富に設けていることも特徴の一つです。その一例に、常勤医として当院に所属し、給料が保証されたまま、最長2年間、外部病院等で研修が受けられる外部研修制度があります。また、長期研修に限らず、短期間、あるいは週1日の研修に出られる外部研修制度もあります。
私どもが求める理想のドクター像は2つのタイプに分かれます。
着実に歩みを進めている私どもですが、より高い次元で理想を実現するためには、さらに多くのドクターが必要です。では、どのような人材を求めているのかというと、ドクターとしての基本的な能力や向上心を備えた上で、患者さんに優しいドクターであるということです。患者さんは、みなさんそれぞれのバックグラウンドを持っています。なかには、厳しい生活状況のなかで病院に来ている方もいるでしょう。そういった患者さんの背景を理解しながら、その上で病院としてできることは何かということを考えられるドクターこそが、本当に優しいドクターであると私は考えます。
「全ての患者さんに平等で安全な医療を提供する」、そのような私どもの考え方にご賛同いただけるドクターと地域医療の歴史を作っていきたいと思っています。パイオニアスピリットとバイタリティがある方ならばどの科のドクターも大歓迎です。ぜひ共に、新たな医療を作っていきましょう。
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