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開業 虎の巻

京王線沿線の開業立地を検証する

三つのエリアで立地に特色

京王電鉄は、新宿を起点とする京王線と、渋谷を起点とする井の頭線を中心にした路線を持っているが、 とくに京王線は、八王子や多摩ニュータウンなどの巨大ベッドタウンと新宿とを結ぶ、首都圏の重要な通勤 通学路線として重要な役割を担っている。

京王線は、京王新宿(新宿区)と初台(渋谷区)を除くと、世田谷区、調布市、府中市以西、と大きく3つのエリア に分けることができる。

(1)明大前、下高井戸、八幡山をはじめとした世田谷区内
(2)仙川から飛田給にいたる調布市内
(3)府中市内と聖蹟桜ケ丘、高幡不動、八王子などの府中以西

3つのエリアそれぞれが特色を持っており、住・生活、文化、教育いずれ の面でも環境の整った、人気の高い路線と言える。

まず、世田谷区内は、明大前、下高井戸といった、著者に人気の高い駅を抱え、文化の発信地としての性格も 併せ持つエリアである。

このエリアは人口密集地としても知られており、そのため、京王線沿線の中では比較的医療ピルの数が多いが、 代田橋や明大前に集中しており、それ外のエリアでは医療ピル」開業の可能性は十分ある。

また、このエリアの 特徴として、整形外科や皮膚科において、一医院当たりの人口が多いことが挙げられる。

つまり、整形外科や皮膚科に関して開業のねらいどころであるのだ。

表を見てもわかるとおり、整形外科での開業のねらいどころはいずれも世田谷区内が上位にあり、とりわけ八幡山 は整形外科、皮膚科だけでなく、内科、小児科でも医院数が不足している。


様々なメリットを持つ調布エリア

次に調布市内のエリアだが、都心から近いことに加え、多摩川に近いこともあって緑地・公園等が多く、 住環境としても人気が高い。

このエリアには大学病院などもあり、大きな病院との連携が図れるというメリットもある。

一医院当たりの人口で見ると、国領や西調布では眼科が、柴崎では整形外科、皮膚科がねらいどころと言えるだろう。

また、医療ビルも少なく、国領、布田、調布などに若干見られる程度だ。

府中以西は開業候補地の宝庫

府中市内に入ると、JR南部線・中央線など、他の路線の医療圏と重なる部分が出てくる。

しかしこの地域は、京王線沿線内でももっとも人口増加率が高く、この点は開業立地を検討するうえで、大きなポイントとなる。

たとえば、府中市内では、とくに小児科における一医院当たりの人口が多い。

分倍河原や府中といった駅力の高い駅周辺でその傾向が見られるが、とりわけ分倍河原では、小児科だけでなく、内料、眼科 でも医院が不足していることが分かる。

また、調布市との境に位置する武蔵野台では、小児科、皮膚科、眼科などの科目で開業のねらいどころになっている。

その他、府中以西では、特急電車も止まり駅力の高い高幡不動(日野市)では、比較的眼科が少なく、また北野(八王子市) では、内科をはじめ、皮膚科や眼科などもねらいどころと言える。

医療ビレッジという選択肢もある

京王線に対しては、新宿へのアクセスが便利なうえ、混雑緩和や駅改良に積極的な取り組みを行い、また平日深夜帯に 女性専用車両を導入するなど、進歩的なイメージを持つ人は少なくない。

また、駅の近くでも緑にあふれているエリアが多く、開業立地としてだけでなく生活環境としても人気が高い。

この傾向は、世田谷区内はもちろん、調布・府中といったエリアでも見られ、開業に適した場所を発見・確保するのが難しい ことも事実である。

もちろん、そうした駅前の立地にこだわるのも一つの方法だが、開発が進んだ駅周辺で高い地代を払うよりも、医療ピレッジ という、駅から少し離れたエリアに適した開業スタイルをとるのも、有効な選択肢だと言えるかもしれない。

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