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開業 虎の巻

都営大江戸線沿線の開業立地を検証する

将来性の高いエリアが多い人気路線

東京都交通局が運営する都営大江戸線は、光が丘駅~新宿駅間の放射部と、新宿駅から大門駅・両国駅・飯田橋駅を経て都庁前駅に至る環状部から構成されている。

歴史は比較的浅く、1991(平成3)年に都営12号線として光が丘駅~練馬駅間が開業。

1997(平成9)年に練馬駅~新宿駅間が、2000(平成12)年に新宿駅~国立競技場駅間が開通し、愛称を大江戸線と改称。2002(平成14)年に汐留駅が開業し全線開業となった。

新しい路線のため、沿線には現在も開発中、あるいは今後開発が計画されているエリアが多く、将来性に大いに期待が持てるといえるだろう。

近未来的な都庁前や汐留、ファッショナブルな六本木や青山一丁目、昔からの住宅街が広がる中野坂上や若松河田、新興住宅地として進化中の清澄白河や勝どき、ベットタウンとして発展してきた練馬や光が丘など、その表情はエリアにより大きく異なることも見逃せない。

もう一つ注目すべきことは、他の路線とのアクセスが便利な点だ。大江戸線全駅の約半数以上は他路線と接続しており、通勤、通学のほか、生活のあらゆる面で利便性が高い。

住・遊・買い物など、沿線の各エリアに人の集まる環境が整う大江戸線。将来性にポイントを定め、開業のねらいどころを検証する。

環状部と放射部の住宅地エリアに注目

大江戸線沿線というと、六本木や都庁前、汐留といった華やかなエリアが注目されがちだが、開業という視点でとらえると、環状部では、両国駅~清澄白河駅(墨田区・江東区)のような再開発や区画整理でマンションの建設ラッシュが進むエリア、月島駅~築地市場駅(江東区・中央区)など臨海副都心の大規模な再開発にともない都心中心部に近い住宅地として発展しているウォーターフロントエリアにねらいどころが多い。 

一方放射部は、中野坂上駅~新江古田駅(新宿区・中野区)といった昔からの住宅街、練馬駅~光が丘駅(練馬区)などベットタウンとして発展を続けているエリアで構成されており、全体が注目エリアといえる。

中野坂上駅~新江古田駅、練馬駅~光が丘駅は、医院数は少ないわけではないのだが、それ以上に人口が多く、一医院当たりが抱える人口が多くなっている。整形外科では中井、落合南長崎に、皮膚科・眼科で見ると練馬春日町にチャンスがあるようだ。

今後の大規模開発にも要チェックを

新しい鉄道路線だけに、全線にわたってさらなる発展が見込まれている大江戸線。

勝ちどき駅近くには、大規模なショッピングモール「晴海アイランドトリトンスクエア」が出店し、利便性だけでなくファッション性を高める役割を果たしている。勝どき地区では、2008(平成20)年完成をめどに6丁目地区の開発が行われているほか、完成年度は未定だが、晴海3丁目西地区の超高層マンションの計画も進行中だ。

そのような状況があるにもかかわらず、両国駅~清澄白河駅、月島駅~築地市場駅エリアともに、街の急激な発達による人口の急増に医院数が追い付いていないのが実状のようだ。

なかでも、新興の街はファミリー世帯が多く、必然的に小児人口も多い。そうした現状に対し、両国駅~築地市場の各駅は小児科医院数が0~1と少なく、開業のチャンスといえよう。

さらに、築地市場は、2012(平成24)年をめどに豊洲への移転が決定している。

跡地の再開発計画は検討中だが、マンションや大型ショッピングセンターが企画される可能性が高い。

また、光が丘駅から、大泉学園町を経由してJR武蔵野線東所沢駅までの延伸構想もある。

このように、将来性のある大江戸線沿線での開業は大いに魅力的といえる。専門家のアドバイスを受けながら、できるだけ早い段階で検討をはじめ、立地選定を進めることがこのエリアで成功するための秘訣ではないだろうか。


都営大江戸線沿線でのねらいどころは、ここだ!

※1 小児科の人口は0~14歳の小児人口
※ 順位は、駅周辺の医院(併科を除く)で集計
※ 人口、医院数は半径1km県内のデータ(平成12年度)

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