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開業 虎の巻

日比谷線(東横線・大井町線、伊勢崎線)沿線人気の住宅地エリアでの開業立地を検証する

広い地域を網羅するメトロ日比谷線

中目黒駅から北千住駅までを区間とし、六本木、日比谷、銀座などの都心を走る東京メトロ日比谷線。

中目黒駅からは菊名駅まで走行する東急東横線と、北千住駅では東武動物公園駅まで走行する東武伊勢崎線と相互直通運転を行っており、神奈川県~東京都~埼玉県と広い範囲を網羅している。

沿線には、住宅地として人気の高いエリアや、再開発事業が行われている地域などを多数擁しており、開業立地として注目すべきエリアが豊富なことが特徴だ。

また、日比谷線との直通運転は行っていないが、自由が丘駅で連絡する東急大井町線沿線には、世田谷区の注目エリアがひしめいており、開業立地を検討する上では見逃せない路線となっている。

恵比寿、広尾が開業の狙い目

日比谷線のなかで注目したいのが、広尾駅と恵比寿駅だ。

ビジネスや商業地域が多い日比谷線沿線のなかにあって、広尾と恵比寿周辺は広い範囲で住宅街を抱えているため、図表にもあるように昼間人口が多い。
 
とくに広尾は全般的にクリニックが少なく、どの科にも等しくチャンスがある。

駅近辺に有栖川公園が広がり、周囲には有名私立学校やインターナショナルスクール、在外公館などがある高級住宅街である広尾には、いわゆる富裕層が多いが、短期間で富を築いたニューリッチと呼ばれる若年富裕層ではなく、資産家やエスタブリッシュメントといったファミリー世帯や熟年世帯の富裕層が多い。

その分、クリニックへの潜在的なニーズが高く、ステイタスある地域での開業を志すドクターにとって、大きな魅力を秘めたエリアだといえるだろう。

東横線では中目黒、学芸大学に注目

中目黒駅から菊名駅まで続く日比谷線直通の東急東横線は、代官山や自由が丘、田園調布など人気の高級住宅地を走ることでも知られている。

そのなかで注目すべきは、中目黒駅から自由が丘駅までの目黒区エリアであろう。

目黒区の人口は平成16年と比べ、平成21年1月現在で2.5%アップしているなど緩やかな増加を続けている。

平成20年のデータによると人口の約19%が65歳以上で、高齢者人口も多い。
 
なかでも乗降客数が多く、人口も多い割にクリニックが少ない中目黒駅と学芸大学駅はとくに狙い目だ。
 
中目黒駅前では、平成22年完成予定の上目黒一丁目地区市街地再開発事業が着手されており、学芸大学駅は、生活に便利な一方、インテリアショップやカフェも多く、洗練されたライフエリアとして幅広い層から支持を集めている。
 
この2つのエリアは、今まで新規にクリニックが開院できるスペースがなかったため、クリニック不足が続いていた。

ところが、最近土地活用に踏み切るオーナーが出てきており、若干ではあるが物件が出はじめている。このエリアでの開業を考えるのなら今がチャンスといえよう。

大井町線の注目株。再開発中の二子玉川

自由が丘駅で連絡する東急大井町線は、乗降客数が多い自由が丘駅から二子玉川駅までの世田谷区エリアに狙い目スポットが集中している。

この区間は、都心へのアクセスのよさとおしゃれなイメージで人気が高く、マンションの販売実績も好調だ。
 
世田谷区の玉川地域の人口は、平成16年に比べると平成21年1月現在で2.8%増加しているなど、緩やかではあるが着実に増加を続けている。65歳以上の人口は18%と、高齢者の割合が高いことも開業を考える上では大きい。
 
このエリア最大の注目株は、平成23年の完成を目指し、二子玉川東地区第一種市街地再開発事業が行われている二子玉川であろう。

この再開発事業では、道路網の整備をはじめ、公園緑地や公共施設、商業施設、ホテル、高層マンションが建設される予定だ。
 
二子玉川では、街の開発のスピードにクリニックの開業が追い付いておらず、全科に渡ってクリニックが極端に少ない。

今ならば、どの科にも同じく成功のチャンスがあるといえるだろう。

東武伊勢崎線の再開発エリアに注目

北千住駅から東武動物公園駅を結ぶ、日比谷線直通の東武伊勢崎線沿線も再開発事業が多く行われており、開業を考える上では見逃せない。

とくに草加駅、新田駅、越谷駅、春日部駅は、沿線のなかでも乗降客数が飛び抜けて多い。

また、人口の増加も続いており、平成16年と比較すると、草加駅、新田駅のある草加市の人口は2.4%増、越谷市では約2%増となっている。
 
草加駅周辺では、既に再開発事業が完了し、駅前には丸井、イトーヨーカドー、アコス、西友といった大型施設が揃う。

隣接する超大型団地の松原団地で行われている都市再生機構(UR)による建て替えは、平成27年までに段階的に完成する予定で、今後も人口や駅利用者が増加することが予測される。
 
新田駅では平成22年から駅の両側で再開発事業が着工される予定だ。
 
越谷駅周辺では平成22年の完成を目途に越谷駅東口第一種市街地再開発事業が進められている。
 
春日部では、現在も駅前で春日部再開発プロジェクトが進められており、平成21年早々に高層マンションが、9月には子育て支援センターや児童館などが入る公共施設が完成する予定だ。
 
新田、草加、越谷、春日部ともに今後の発展が大いに期待できるエリアだが医療ビルは少なく、どの科にとっても狙い目であろう。
 
以上のように日比谷線沿線は開業立地の狙い目エリアが非常に多いが、タイムリーに物件情報を得ることが難しい地域でもある。

開業立地の選定は、土地のオーナーと密接なネットワークがあり、ドクターの開業のサポートを数多く手がける専門家のアドバイスを受けながら進めることが賢明であろう。


日比谷線(東急東横線・大井町線、東武伊勢崎線)沿線の注目エリア

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